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回 | 月日 | テーマ | 目的 | 内容等 |
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5 | 11/11 月 | 新しい鑑賞授業の在り方 | 新学習指導要領で重視されている鑑賞について、新しい対話による鑑賞法を学ぶ。 | ※ ファシリテーター → ファ ※ ティーチャーズキット → ティ |
6 | 11/18 月 | 作者(宮本三郎) ファ ( 5 ) | ||
7 | 11/25 月 | 模擬授業 (対話による鑑賞) | 「対話による鑑賞」について、ファシリテーター役と鑑賞役の両方の立場を体験しながら、鑑賞者の主体性を大切にした鑑賞方法について学ぶ。 | 作者 ( 担当者 ) ファ ( 6 ) 作者 ( 1 ) ファ ( 13 ) 作者 ( 2 ) ファ ( 12 ) |
8 | 11/29 金 | 作者 ( 3 ) ファ ( 11 ) 作者 ( 4 ) ファ ( 10 ) 作者 ( 5 ) ファ ( 9 ) |
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集中 | 12/7 土 3・4限 | 鑑賞模擬授業 (教職1回生と合同) | 教育実習で学んできたことを後輩たちに伝えるとともに、新しい鑑賞の授業を体験する。 | 作者 (シャガール) ファ ( 13 ) 作者 ( 6 ) ファ ( 8 ) |
10 | 12/9 月 | 交流模擬授業 (対話による鑑賞) | 自作品を持って中学校へ出向く「対話による鑑賞授業」を想定した模擬授業を展開することによって、実践力を身に付ける。 | ティ ① ファ ( 12 ) 作者 ( 7 ) ファ ( 1 ) 作者 ( 8 ) ファ ( 2 ) |
11 | 12/16 月 | ティ ② ファ ( 11 ) 作者 ( 9 ) ファ ( 3 ) 作者 ( 10 ) ファ ( 4 ) |
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12 | 12/24 水 | ティ ③ ファ ( 8 ) 作者 ( 11 ) ファ ( 5 ) 作者 ( 12 ) ファ ( 6 ) |
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13 | 1/20 月 | ティ ① ファ ( 9 ) ティ ② ファ ( 10 ) 作者 ( 13 ) ファ ( 7 ) |
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14 | 1/27 月 | 訪問授業事前打ち合わせ | 訪問授業が円滑に進められるように、武蔵野美術大学の学生たちと、授業の進め方等の事前の打ち合わせを行う。 | 武蔵野美術大学三澤一実教授と学生11名が来校し、本学教職学生13名と事前打ち合わせ会及び交流会を行う。 |
希望者 | 1/28 月 | 訪問授業 (対話による鑑賞) 天理市立山の辺小学校 | 模擬授業で培った力を、他大学と交流した授業実践によって、さらに深める。 | 本学参加者 洋画コース 4名 聴講生 1名 計5名 |
1/29 水 | 訪問授業 (対話による鑑賞) 宇陀市立榛原中学校 | 本学参加者 洋画コース 4名 聴講生 1名 計5名 |
a 第1回目 11/11月 新しい鑑賞授業の在り方1
導入として、これまで行われてきた鑑賞授業について、学生の小中高時代の体験等を聞いていったが、鑑賞授業自体が大変少なく、補助資料やビデオなどを使って教員が作品を解説するといったスタイルが主であることが分かった。さらに、鑑賞の授業が広がらない要因として、時間、準備、選定、作品提示、美術館、楽しくない、語彙力、話し合い、評価、著作権などがあることも分かった。
次に、対話による美術鑑賞の起こりについて話を進め、「対話」とは誰と誰との対話なのかについて考えさせた。生徒と作品はもとより、作者と生徒、生徒と生徒、作者と作品という対話が成立することも実践例の中から紹介していった。
続いて、この鑑賞授業を進めるに当たって、アメリカの提案者アメリア・アリナスが先の上野行一氏や林寿美氏、逢坂誠二氏、奥村高明氏らと作成したティーチャースキットを取り上げ、その中で子どもたちと最初にルールを交わすことを紹介した。それは次の5つである。
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