表1 中学校美術二種免許状 (短期大学卒業程度)
No. | 都道府県名 | 国公私 | 大学名 | 学科等名 | 専攻等名 | 入学定員 |
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1 | 北海道 | 私立 | 札幌大谷大学短期大学部 | 美術科 | 90 | |
2 | 文化女子大学室蘭短期大学 | コミュニティ総合学科 | 70 | |||
3 | 福島県 | 私立 | 郡山女子大学短期大学部 | 生活芸術科 | 30 | |
4 | 群馬県 | 私立 | 桐生短期大学 | アート・デザイン学科 | 60 | |
5 | 東京都 | 私立 | 女子美術大学短期大学部 | 造形学科 | 250 | |
6 | 東京家政大学短期大学部 | 服飾美術科 | 70 | |||
7 | 神奈川県 | 私立 | 横浜美術短期大学 | 造形美術科 | 300 | |
8 | 愛知県 | 私立 | 名古屋造形芸術大学短期大学部 | 造形芸術科 | 80 | |
9 | 大阪府 | 私立 | 大阪芸術大学短期大学部 | デザイン美術学科 | 140 | |
10 | 兵庫県 | 私立 | 夙川学院短期大学 | 美術・デザイン学科 | 80 | |
11 | 奈良県 | 私立 | 奈良芸術短期大学 | 美術科 | 130 | |
12 | 広島県 | 私立 | 比治山大学短期大学部 | 美術科 | 70 | |
13 | 山口県 | 私立 | 山口芸術短期大学 | デザインアート学科 | 50 | |
14 | 大分県 | 公立 | 大分県立芸術文化短期大学 | 美術科 | 美術専攻 | 25 |
デザイン専攻 | 50 |
文科省HPより 2012年度
2 研究目的と方法
(1) 教職課程における「自他評価システム」の有用性について、2つの教職科目により検証する。
(2) 「自他評価システム」の改善と、今後の活用方法について考察する。
3 研究内容とその結果及び考察
(1) 教職科目における自他評価システムの有用性
ア コミュニケーション能力と話す力・伝える力
昨今、コミュニケーション能力の重要性が語られる機会が増えているが、コミュニケーション能力とは、他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力である。それには、相手の伝えようとしている意味を受け取れているかを常に自分に問いかけながら、理解した内容を反復したり、相槌など相手の反応を見ながら修正を加えたりすることを繰り返し、それによって信頼関係が徐々に生まれてくるようになる。
新学習指導要領では、言語に関する能力の育成をあらゆる教育活動の場面を通して行われることが 求められているが、「話す」や「聞く」、「伝える」、「伝え合う」などの基本的な活動が、コミュニケー ションを図るうえで重要なポイントになっているからであろう。教員にとっても、この言語に関する 能力が最も重要で、分かりやすく話す力や自分の考えを伝える力が様々な場面で必要となる。そのため、教員養成課程においてもそれらの力を育成する仕組みを取り入れる必要があると考えた。
話す力の向上には、声の大きさや早さなどの話し方に関する力を伸ばすこと、言いたいことを簡潔にまとめる力を付けることが大切である。また、伝える力の向上には、相手との距離や周りの状況などの判断、相手に自分の伝えたいことが通じているかなどを読み取る力を鍛える必要がある。
そのためには、実践的な経験を積み重ねられるようにする必要があり、2年という短期間での効率的な育成方法の開発は、教科に関する学習と同等以上に重要な課題であると考える。 以下に、私の担当している教職に関する科目等の中に取り入れた「相互紹介」や「自他評価システム」と、それらの効果について考察していきたい。
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