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ガショウさんの美術教育とテラコッタ造形

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H25年度版 教職科目における自他評価システムの活用 -教職への適性判断、話す力・伝える力の向上のために-

by Gasho 2018-01-09

c 評価の分析

 グラフ1「評価の推移」は、1回生前期の「美術科教育法」で行ったものである。この評価の推移と、表2「分析と今後の課題」の記述内容を基に、学生たちの学習状況について分析していきたい。

 グラフ1から、全体の評価の平均は、1・2回目が3.1で3回目は3.3 と全体のスキルが上がっていることが分かる。

 1回目と2回目を比較すると、評価が「上がった」52%、「下がった」27%、「同じ」14%、「欠席のため不明」5%で、「下がった」と「同じ」を合わせると41%もいる。

 そこで、表2への記入内容を調べてみた。すると、「下がった」や「同じ」の約7割の者の記述が、自分の発表の様子をしっかりと把握できていないことが分かった。感想文のようなものや、単なる分析のみに終わっているものが多いのである。

 そして、記述に具体的な課題を書いている者の内、約5割の者の評価が上がっていることも分かった。

 これらを踏まえ、2回目の返却時には、改善のための具体的な目標や方策を記入するように指示した。

 その結果、2回目から3回目への変化では、評価が「上がった」67%、「下がった」14%、「同じ」0%、「辞退のため不明」19%であった。そして、「下がった」3名の内2名は、その後に教職を辞退している。

 表2のゴシック体で表した箇所は、改善のための具体策と思われる記述で、アンダーラインの部分は効果が顕著に現れていると思われる箇所である。

 評価が上がった者の中で、具体的な対策を記入した者(ゴシック体)は93%もおり、学習の振り返りと改善のための課題設定の重要性が明らかになった。また、3回目の評価が飛躍的に伸びた者が多くいるが、このタイミングでの適切な指導の必要性を強く感じる。グラフで見ると、R、I、O、G、Q、Bがそれに当たり、2回目から3回目への伸びの大きさが特徴的である。

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