1・2回生合同の集中講義では、6名全員が熱の入った見事な発表を行い、1回生たちに教育実習の困難さや、それを乗り越えたという気概が伝わったようで、感想には教育実習の大変さに自分が耐えられるかという心配とともに、事前になるべく多くのことを学んでおく必要があるとの感想を見ることができ、合同での成果があった。
2回目は、同じく1・2回生合同の集中講義での介護等体験の発表者を決める予選会の時に行った。平成10年に義務づけられたこの介護等体験は、教員免許状の取得において必修であるが、貴重な経験をたくさんできる良い機会となっている。
2回生の代表者の選考については、教育実習の時と同様に行い、1回目の自他評価がどのように作用したかを確かめることにした。その結果、1回目の代表者に選ばれなかった学生の評価の伸びが見られた。1回目の自他評価の結果や自己改善への対策と目標の設定、さらに他者からのコメント短冊などが功を奏し、改善のポイントの明確化に結びついたと考えられる。また、同級生の奮闘ぶりに、自分も負けておれないといういい意味でのライバル心が芽生えたと思われ、2回目はメンバーを総入れ替えにし、B、C、D、G、K、Nの6名を選考することにした。
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