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H26年度版 対話による美術鑑賞の可能性 ー「旅するムサビ」との共同授業を通して ー

by Gasho 2018-01-09

(2) 武蔵野美術大学「旅するムサビ」とのコラボ

 私が「対話による美術鑑賞」に興味をもち、前述の各大会に参加するうちに、鑑賞教育の必要性とこの研究分野の今後の可能性や広がりを予感した。是非本学の教職課程のカリキュラムの中に取り入れたいと考えていた時、県教委指導主事垣内氏から次のような相談を受けた。「旅するムサビ」を奈良県に呼びたいと考えており、また継続的な取組にして行きたいので県内の大学にも協力してほしいとのことであった。

 丁度、私も教職実践演習の中でこれについて取り上げていきたいと考えていたので了解し、学生たちと模擬授業を何度か行ってそれに備えることにした。しかし、平成24年度はその話を進めるには時期が遅くなったため受け入れ校が見つからず実現しなかったので、学生達は大変残念がっていた。

 平成25年度に入り、武蔵美からコラボを進めたいとの話が再びあり、指導主事が県や学校間との調整役になって進めた結果、7月頃に訪問校が2校見つかった。そして、奈良県図画工作美術教育研究会が主催、県教育委員会が協賛という形で進むことになった。

 以下に、平成24年度から武蔵美とコラボした平成26年1月末までの様子を振り返ってみたい。

ア 平成24年度の本学での取組

 10月から「教職実践演習」で始めたことは、耳慣れない「対話による」という言葉の意味や意義の説明からであった。その後、図版を使った鑑賞、自作品持ち込みの鑑賞など、スタイルを変えて表1のように5回行った。個々の内容については、平成25年度と重複するので、ここではスケジュールの提示のみにしておきたい。

表1

回月日テーマ目的内容等
310/15 月新しい鑑賞授業の
在り方1
新学習指導要領で重視されている鑑賞について、新しい対話による鑑賞法を学ぶ。・アメリア・アレナスの実践を紹介
・ティーチャーズ・キットの体験
410/29 月新しい鑑賞授業の
在り方2
・鑑賞作品を各自1点選択する。
511/5 月模擬授業
(対話による鑑賞)
「対話による鑑賞」について、ファシリテーター役と鑑賞役の両方の立場を体験しながら、鑑賞者の主体性を大切にした鑑賞方法について学ぶ。・3班に分かれ、一人15分ファシリテーター役をして鑑賞を進める。
・評価ポイントに基づいて自他評価する。
1112/17 月交流模擬授業自作品を持って中学校へ出向く「対話による鑑賞」の授業を想定し、実践力を身に付ける。・各自、自作品を持参
・各回3名、計6名ファシリテーター
○機会があれば、県内の学校を対象に他大学とコラボレーションをする。
1212/19 水

イ 平成25年度の本学での取組

 「教職実践演習」は後期の10月から始まる。前半は、教育実習の事後指導や研究授業で用いた学習指導案の再検討や発表などに当てるため、11月半ばからの取り組みになった。

 表2は、「対話による美術鑑賞」に関連する内容の講義を集めたもので、次にその時の様子を紹介しながら課題を探っていきたい。

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