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二枚目のパブロ・ピカソ『花売り』(写真右)では、灼熱の草原で化粧をした少女についてや不思議な四角形で青い光が広がる太陽などについて、読み取りが進んだ。二枚合わせて約25分間の鑑賞であった。
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二人目の一枚目は、国吉康雄『カーテンを引く子ども』(写真左下)で、小さな女の子が親に頼まれて、窓辺のカーテンを開けようとしているのではないか、腰の紐には鈴が付いて迷子にならないようにしているのでは等、ユニークな視点での発言が聞かれた。
二枚目の横尾忠則『赤い襲撃』(写真右下)では、サラリーマンが生き残りをかけて世間を渡っている姿で、今真に成功を収めようしている真ん中の人、それと対峙するように栄光や勝利から見放された横たわる人、どちらともいえない右端の人という見方ができる。写真上には、鑑賞のテンションが上がり、ファシリテーターに発言場所を示そうとスクリーンの前まで出てくれた学生が写っている。
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三人目の一枚目は、森村泰昌『ポートレイト(FUTAGO)』(写真左下)で、同じようなポーズの作品を見たことがあるが、それは女の人が描かれていたので、これはパロディなのではないか、着物や黒色の招き猫など日本のものがたくさん見られるなどの発言が出たが、横たわる男性が、名画の人物に扮装して写真にする作家の森村さん自身であるというところまでは至らなかった。
二枚目のカジミール・マレー、ナイフのような光った物を持っているという発言から始まり、服やマスクにまで同様の表現が使われていること、光の方向が反対の場所もある不思議さについてなど広がっていった。また、2人の男以外は小さな人も含めて女性のように見えること、みんなはどんな仕事をしているのだろうかと謎が深まった。
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f 第6回目 12/6土 模擬授業(教職1回生と合同)
2回生の介護等体験3人の発表と3班に分イプの「対話による鑑賞」を実施した。
前半は、日本画「雨」50号の学生作品を囲んでの鑑賞縦断している。近くの久米寺の風景であるが、本人は合評会であまり良い評価をもらえなかったらしい。描いた時の気持ちを語ってくれた。
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