(3) 学校訪問での共同授業による成果と課題
ア 広報及び報道関係
今回、学内の広報部が積極的に取材してくれたことが何より嬉しかった。本学で行われた事前打ち合わせから始まり、二つの小中学校での二日間にわたる取材は、学生達にとっても良い励みになった。そして、来年度より大学案内に教職課程のページが増設されることになったことも喜びである。
下は、朝日新聞奈良版(平成26年2月2日付)に掲載された記事で、「旅するムサビ」と共同授業した二日目の榛原中学校での様子である。
後に、取材していただいた新聞記者の粟田さんから、自分でもこれほど大きく掲載できるとは思っていなかったということで、今の時代に取り上げたいものとして音楽や美術などの芸術に関する活動があるが、今回はそれに該当したということで、タイムリーだったのである。
イ 参加した学生達の感想より
今回の武蔵美とのコラボでは、実際に児童生徒相手に授業するという貴重な体験ができた。本番だからこそ本気が出させる。また、準備段階での学内での模擬授業も真剣さが違った。
次に、参加した6名の学生の感想を掲載するが、概ねこの鑑賞授業での手応えを感じた内容になっている。しかし、一人の学生が述べているように、あまり形式にとらわれすぎず鑑賞者の状態や状況に応じて最も効果的な方法を常に検討する必要もあると感じた。
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